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ラヴ 友愛 短歌15


雨宿りなんて小さな言い訳を探しているほど帰りがたくて

君という優しい雨が降り注ぎ小さな恋の芽が育つ

強がりを言うのも弱音を漏らすのも君の前だけ本当だよ

曇天を見上げる僕の心中も相変わらずの曇り空

気付いたのもう意味なんかないんだよ君をどんなに愛しても

痺れにも似た心痛を感じてるいつ止まるとも知れぬまま

生きている意味さえ分からぬまま生きる虚空を抱えて今日もまた

寂しさを感じていられた頃はまだ心だけでも繋がっていたのに

燻っているこの想いどうすれば昇華されていくのでしょう

この一歩君と踏み出さずに終わり独りの足跡ぽつりと残す

君色に染められていくことさえもあの頃はただ嬉しかった

沈黙を守り続けるケータイに背を向け食器洗う午後

離れたくないと君のTシャツの肩噛みしめた夜はもう過去

倖せの足音耳に届かない探すことさえ諦めたから

隙間風ココロに吹いている夜はただ鬱々と膝を抱える

頬杖をついて溜息漏らす夜ひとりぼっちの誕生日

諦めること出来なくてケータイが鳴るたび君かと期待する

もう僕を疵付ける君はいないのに何故かな心に空洞がある

真友のメール届いて浮上して朝靄の色が明るく変わる

遠距離の友から伝わる温かさ受け取るばかりで返せないけど

一年で一番生(せい)を考える僕は生まれて良かったのかな

気付かない君には敢えて言わないよそのくらいの意地僕にもあるから

「大好きだ」そんな嘘など言わないで僕が生きてることを祝って

言い訳をして欲しかったわけじゃない忘れていたのは事実でしょ

可愛げがないことくらい分かってるでも泣き出すよりマシでしょう

本当にちっぽけなんだね僕のことどうでもいいならもう捨てて

空回りしている僕のアイラヴユーくるくる回るいつまでも

キライですそう言えたなら君の手を僕から離すこと出来るのに

穢れてる僕の身体を粉々に壊してしまってお願いだから

疵だらけいつかは崩壊することを知って分かって見ないふり

本当は心がギリギリ音たてて痛かったんだ泣いてたんだよ

溜息の代わりに紫煙を吐くという友の言葉に我頷く夜

僕のこと一番好きとは言わないねいつまでたっても卑怯だね

意地張って拗ねて怒ったふりをした本当は寂しさ堪えてた

もう一度愛して欲しいと言ったならきっと君は困るだろうな

読みかけの小説頁を閉じるように僕らの恋も終わったね

君の住む街で買ったマグカップ幸せだった想い出想う

後戻り出来ないことに気付けずに失った恋の幻を見る

帰りたいそう願ってたあの頃にけれど時間は巻き戻せない

過たず僕の心を殺してよ中途半端は残酷だから

水滴の滴るままに顔をあげ愛されなかった僕と目が合う

君のこと困らせるのが好きというわけではないけどそんな日もある

目に見えぬ小さな棘が刺さってる心の傷はやっかいだよね

僕だけの小さな記憶の引き出しに君との想い出そっとしまうよ

片頬をぷくりと膨らせ拗ねる君ごめんねそんな顔も愛しい

掌に刺さった棘を抜くように気軽に僕を棄てるんだね

眠れない理由は君がいないから独りの夜が終わらない

頬擦りをした夜のこと思い出す今傍にいないのがふと不思議になる

燻らせる独り煙草の寂しさを分かって欲しい気付いて欲しい

寂しさの数だけ溜息漏らしてる明けることない夜を独りで

君知らず僕の溜息つく理由呑気なもんだね憎らしいほど

失わず疵付かなくてすむ魔法あるなら僕に教えてよ

他愛ない話をしたいだけなのに言葉が上手く繋がらないよ

言えないよ僕の内側複雑で自分でさえも表せないんだ

大好きに答えてくれる君何処独りにしないで心細いよ

届かないこと分かってて恋をした君には好きなひとがいるから

倖せの数だけ涙の夜もある想いの数だけ愛しさ募る

僕のこと好きじゃなくてもいいからさ傍にいさせて欲しいんだ

大好きに答えてくれる君何処独りにしないで心細いよ

おやすみを言わなきゃいけないでも言えないタイムリミット5秒前

痛み止め心に打ってくれますかやりきれないよ辛すぎて

触れた手が今でもずっと覚えてる火傷しそうな君の温度を

鳥籠の中で見上げた空高く届かないのは君と同じね
忘れたい忘れられないジレンマを飲み込む術さえ知らなくて

まだ君に恋してるからなんて言えなくて強がりだけで生きている

気が付けば抜け出せぬほどに侵されていたんだ君という存在に

生涯を共に生きると決めたんだ君さえいれば無敵と信じて

これ以上疵付くこともないほどに僕の心は深く裂かれた

我知らず心と耳を塞いでるくだらない嘘を聞きたくなく

近付けば遠ざかっていくどうしても重ならないね君と僕

想い出を重ねて生きる術さえも君が教えてくれたんだ

願わくば涙に暮れる夜の数いつか僕にも幸せよ来い

どうしても僕では駄目なのそう君に聞けずに終わる永遠に

恋をした君が僕にくれたのは痛みと辛さと少しの幸せ

別れても想い続けることだけは諦めなくてもいいですか

君のこと好きって想いが支えてる頽れそうな僕の心を

最後まで僕を愛してくれたこと感謝してると言えなかったよ

唇が啄むように吾の頬に触れて離れて繰り返すキス

怖がりの僕を抱いてくれた手の裏切りに泣く赦せずに泣く

恋心もしも消えてしまったら生きる意味さえ失いそうで

好きだよと君が囁く何倍も僕は君が大好きだった

もう幾つ気付かぬふりをしたでしょう君って意外と嘘が下手だよ

気付かないふりをすること選んだのは自分だけれどホントは苦しい

今生は別々の路を行く二人来世はきっと結ばれようね

おかしいねまだこんなにも愛してるもう届かないひとなのに

まだ何も君には伝えていないのに御願い僕から去らないで

透けている苺大福その赤は僕の心と知っていますか

君のこと忘れられっこないのにね涙を隠して強がった

寂しいと僕が泣いたら駆けつけて来てくれたならいいのにな

心にもない優しさを下さいと無理な御願い君にしました

思い出し笑いをしているそれくらい君と過ごした時間愛しい

何度でも愛してるって囁いて僕から不安を消し去って

大嫌いそう言ったのは君のこと本当はとても大好きだから

倖せになりたかったよ君とならなれる気がしいたんだよ

キスをした君の唇から香る煙草の気配に身をゆだねてた

届かないところに行ってしまったね好きってだけでは越えられなかった

逢いたいと言わなくなった僕のこと君は気付いているのかな

もう何度君を諦めようとして挫けてしまう意気地無し